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2015 年度 研究成果報告書

Ctdnep1遺伝子欠損による先天性多発性関節拘縮症発症メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25462287
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関筑波大学 (2015)
東京医科歯科大学 (2013)

研究代表者

早田 匡芳  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (40420252)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードBMP / TGF-β / 筋肉 / 軟骨
研究成果の概要

Ctdnep1遺伝子の、筋骨格系・関節の発生における役割を調べるために、四肢および胸骨特異的Ctdnep1ノックアウト(Ctdnep1 cKO)マウスを作製した。Ctdnep1 cKOマウスは、関節拘縮、歩行障害を示した。組織学的解析を行うと、関節は正常に形成されていたが、筋肉繊維の発達が著しく障害され、大腿骨近位部分の軟骨が異常に増殖していた。細胞培養実験により、Ctdnep1欠損下では、TGF-βシグナルが亢進し、BMPシグナルが低下していた。Ctdnep1は、筋肉系においては、TGF-βシグナルを抑制することによってBMPシグナルを維持し、筋肉発生に重要な役割をはたすことが示唆された。

自由記述の分野

骨・軟骨代謝学

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公開日: 2017-05-10  

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