横浜市立大学附属の2病院を含む約20病院に所属する麻酔科医280名を対象に、うつ症状のスクリーニング調査を行ったところ、6.4%がメンタルヘルスのサポートが必要な状況と判断されたが、これは平成23年に行った全国調査における9.3%より少なかった。医局の産業医の存在が功を奏している可能性がある。平成28年度には、麻酔科医40名のうち半数に運動をするようにE-mail等で2週間の間、促し、その前後でうつ傾向の変化を調べた。運動を促す介入の有無によって差はなく、また万歩計で測定した2週間の総歩数とうつ傾向スコアリングの変化に相関関係はなかった。
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