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2015 年度 研究成果報告書

腎移植患者におけるPolyomavirus BK感染に関する前向き研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25462540
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関九州大学

研究代表者

升谷 耕介  九州大学, 大学病院, 助教 (30419593)

研究分担者 北田 秀久  九州大学, 大学病院, 助教 (10403958)
鶴屋 和彦  九州大学, 医学研究院, 准教授 (20372740)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードBKウイルス / 腎移植 / 免疫抑制療法 / スクリーニング
研究成果の概要

BKウイルス(BKV)腎症は腎移植後の重要な合併症であり、発症すると移植腎生着率が大きく低下する。BKVに関する研究の殆どが欧米から発せられたものである。今回、尿と血漿を用いたBKVの定量的核酸同定検査を確立し、前向きにスクリーニングを行うことで、日本の腎移植患者におけるBKV再活性化につき検討した。対象は九州大学病院で実施した腎移植62例で全て生体腎移植であった。BKV尿症を14例に認めたが、血症、腎症への進展はなかった。14例中8例は尿中BKVが自然消失し、6例でBKV尿症は低ウイルス量のまま遷延している。現代の免疫抑制療法における日本の腎移植患者ではBKV感染が軽症であることが判明した。

自由記述の分野

泌尿器科学

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公開日: 2017-05-10  

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