水チャネル・アクアポリン5(AQP5)の翻訳後修飾、短鎖ユビキチン化およびリン酸化の役割を探った。ヒト唾液腺細胞において、カルシウム誘導性のAQP5短鎖ユビキチン化はエンドサイトーシスやリサイクリング、多胞体等への取り込みや分泌などの細胞内輸送過程に関与する可能性は低いのかもしれない。翻訳後修飾の役割は確定できていないが、AQP5短鎖ユビキチン化に関与する2つのユビキチンリガーゼや、リン酸化依存的と思われるAQP5結合タンパク質などを同定した。また、AQP5リン酸化とユビキチン化の直接的な相互作用は少ないことも見出した。
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