本研究は、平成24年7月九州北部豪雨後に展開した共助による農地復旧支援活動参加者に関する研究です。参加者の属性は大きく2つに分けることができ、1つは被災前から当地に訪れたことのある愛着のある参加者、もう1つは、被災前に訪れたことのないボランティア活動そのものに興味のある参加者でした。平時のツーリズム活動が災害時に寄与すること、災害時は、これらの人々への呼びかけが重要であることが分かりました。 また、NPO法人山村塾の活動への参加者へのアンケートでは、企業団体単位の活動参加や、宿泊型の少数のボランティア作業も有効であることが分かりました。
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