ロボットに新しい価値の開拓が求められる時代になっている。本研究では、身体性を活かして身の回りのモノを再定義することで、ロボットをいらなくならないようにすることが重要であると考えた。 そこで、まず、情報端末に身体性を付与したライフログロボット「きろぴー」を開発した。ここでは、コミュニケーションツールとしての端末に、身体性を付与することで、楽しさや、盛り上がり、もう一度使いたいという感覚が得られることを明らかにした。 また、大切に持ち運びたくなるロボットとして、自分そっくりで愛着のわく「自分ロボット」のプロトタイプを開発し、Skype等と併用して遠隔コミュニケーションを円滑にすることを提案した。
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