研究課題/領域番号 |
25560271
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
越久 仁敬 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (20252512)
|
連携研究者 |
野﨑 園子 兵庫医療大学, 医療福祉学部, 教授 (50463477)
尾家 慶彦 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (50396470)
大門 貴志 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (40372156)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 嚥下障害 / 機能的電気刺激 / 干渉波刺激 / 嚥下造影検査 |
研究成果の概要 |
頚部干渉波刺激は健常者において嚥下回数を増加させる。本研究では、干渉波刺激が嚥下障害患者の嚥下機能を改善するか検討した。軽度~中等度の嚥下障害があり、明らかな認知障害を認めない12名の被検者に干渉波刺激を15分間行った。嚥下造影検査(VF)を刺激前、刺激中、および刺激終了10分後に行った。刺激中、舌骨の挙上開始から安静時に復帰するまでの時間は13例全例で短縮(刺激前1.37±0.31 s、刺激後1.16±0.29 s、p<0.001)した。嚥下反射の惹起が遅延している患者3例ではいずれも反射惹起の改善を認めた。干渉波刺激は嚥下障害の治療への応用の可能性が示された。
|
自由記述の分野 |
呼吸生理学
|