本科研では、(1)中国語・韓国人日本語学習者用のために日韓中の3言語間の品詞性および関連する情報データベースとWeb上検索エンジン(http://kanjigodb.herokuapp.com)を完成した。(2)11年分の新聞コーパスを使って、常用漢字2136字の特性および二字熟語のデータベースとWeb上検索エンジン(www.kanjidatabase.com)を公開した。(3)ネット上で使える部首と漢字の関係を実験するための漢字意味空間実験ソフトを作成した。(4)日本語と中国語の語彙が、非選択的に活性化されるが、ターゲット文の処理には影響しないことを脳波実験で示した。
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