研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究はタスク型英文読解テストの開発に向けて,テストの妥当化を行う前提条件であるテスト得点の信頼性を検証した。6種類のタスクを日本人大学生122名に与え,その解答をタスク依存・タスク独立尺度の2種類で採点した。一般化可能性研究の結果,両尺度は平行して用いることができるものの,採点手順の質には違いが見られた。決定研究の結果,タスク独立尺度を用いて,7種のタスクを3名で採点することが,評価の信頼性を確保する上で重要であることが分かった。
英語教育学