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2014 年度 研究成果報告書

Bi(Fe,Co)O3エピタキシャル極薄膜の巨大磁化および分極の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25600067
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 応用物性
研究機関東北大学

研究代表者

永沼 博  東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60434023)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードBiFeO3 / マルチフェロイクス / BiCoO3 / 極薄膜
研究成果の概要

BiFeO3およびBi(Fe,Co)O3を数nmまで極薄化しても非対称構造が保たれており、巨大な自発分極を観測することに成功した。これは、成長下地となっているSrTiO3基板によるエピタキシャル応力が原因であると考えられる。また、元素選択XMCD測定からBiFeO3とCoFeの界面で磁化が増大していることが示唆された。これは、BiFeO3中のFeのキャンと角度の増大もしくはBiFeO3の高い自発分極により界面に形成した電荷がCoFeのバンド構造を変調したことなどが考えられる。本成果はBiFe(Co)O3の極薄膜を障壁材料とした巨大電気・磁気抵抗効果の発現が期待できることを示唆した。

自由記述の分野

総合理工

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公開日: 2016-06-03  

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