研究成果の概要 |
ラプラス作要素に関するOmori-Yauの広義最大値原理を, 平均曲率フローの完備セルフ-シュリンカー上 のL-作用素に拡張した。 それを用いて平均曲率フローの完備セルフ-シュリンカーを研究し,3次元Euclid空間内の第2基本形式の長さが一定で平均曲率フローの完備セルフ-シュリンカーを完全に分類した。多項式面積増大度をもつ完備セルフ-シュリンカーの第2基本形式の長さを研究し, 完備セルフ-シュリンカーの第2基本形式の長さが一定で, それの第2ギャップが存在することを示した。L-作用素の固有値問題を研究し, 固有値に関する普遍不等式を得て, 漸近的な意味で固有値の最適な上限及び下限を与えた。
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