本課題では代表者が発明した「指向性電界誘起マイクロナノバブル列による加工」のシーズを活用し,大気圧・液中下においてポリマー・生体組織等を低侵襲・高精度に三次元加工し,同時に気泡の気液界面に封入した試薬や遺伝子を導入する新しいパターニング技術の実用化を目指すことを目標に研究を行い,ポリマーへの蛍光試薬のパターニングのみならず生体試料(アフリカツメガエルの卵母細胞)への蛍光試薬パターニングにも成功し,研究目標を達成した.今後はより高精度,複雑な2次元遺伝子パターニングを行うことを目標に研究を続けていく.
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