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2014 年度 研究成果報告書

極体の活性化及び不活性化を制御する普遍的分子基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25660263
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 昆虫科学
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 雅京  東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (30360572)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード昆虫発生・生殖 / 卵 / 受精 / 極体形成 / カイコ
研究成果の概要

極体核由来細胞の数と分布について調べた所、大半の極体核由来細胞は、極体が退化消失する部位である卵の前極付近の背側に分布することがわかった。極体特異的マーカーを用いたPCR解析の結果、胚発生初期(stage 8)の卵では極体の存在が確認されたが、漿液膜の消失するstage 25の卵では極体の存在は確認されなかった。極体由来細胞をDsRedにより可視化し、その発生運命を追跡した所、卵黄細胞中にDsRed陽性細胞が見られたが胚子には認められなかった。以上の結果、極体核由来細胞は胚体外組織である漿液膜や卵黄細胞への分化能を有するが、胚子を構成する細胞には分化し得ず胚発生には寄与しないことがわかった。

自由記述の分野

農学

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公開日: 2016-09-02  

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