ヒストンH3の9番目のリジンのメチル化に関与するSETDB1と、この酵素によるトリメチル化に必要なMCAF1との相互作用について調べ、1から195番目のSETDB1分子と、562~817番目のMCAF1分子とが複合体を形成している事を確認した。また、この複合体の構造を明らかにするために両タンパク質を大腸菌で発現させ、精製を行い、結晶化に用いる試料を調製した。 次にSETDB1の欠失変異体について、これらの翻訳後修飾と酵素活性を調べた。そして、酵素活性にユビキチン化修飾が必要である事を明らかにした。
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