• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

クラミジア菌による宿主細胞脂質輸送ハイジャックを阻止する分子戦略研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25670065
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境・衛生系薬学
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

花田 賢太郎  国立感染症研究所, 細胞化学部, 部長 (30192701)

研究分担者 熊谷 圭悟  国立感染症研究所, 細胞化学部, 主任研究官 (40443105)
山地 俊之  国立感染症研究所, 細胞化学部, 主任研究官 (50332309)
齊藤 恭子  国立感染症研究所, 細胞化学部, 主任研究官 (70235034)
連携研究者 杉木 俊彦  大阪大学, 蛋白質研究所, 助教 (70635698)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード脂質 / 輸送 / クラミジア / セラミド / プレクストリン相同ドメイン / ホスホイノシチド / 感染症
研究成果の概要

偏性細胞内寄生クラミジア菌の増殖には宿主のセラミド輸送タンパク質CERTが関わっており、CERTのプレクストリン相同(PH)ドメインと寄生胞膜タンパク質IncDとの間には物理的会合がある。CERTのゴルジ体へのセラミド輸送機能には、PHドメインのホスファチジルイノシトール 4-モノリン酸(PI4P)結合活性が必要であるが、当該結合活性を失った変異PHドメインでもIncDとの結合は維持されることを見出し、CERTのPHドメインはそのPI4P結合ポケットとは異なる部分でIncDと会合すると示唆した。本成果により、当該PHドメインとIncDとの会合を選択的に阻害する分子戦略が提示できるようになった。

自由記述の分野

遺伝生化学

URL: 

公開日: 2016-09-02  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi