研究課題/領域番号 |
25670096
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
瀧原 義宏 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 教授 (60226967)
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研究分担者 |
安永 晋一郎 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 准教授 (50336111)
大野 芳典 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助教 (10548986)
白井 学 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (70294121)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | ポリコーム遺伝子群 / Geminin / 心筋 |
研究成果の概要 |
ポリコーム遺伝子群はNkx2.5の発現維持機能を介して心臓の発生を制御するだけでなく、細胞の増殖と分化を同時に制御するGemininに対するE3ユビキチンリガーゼとして機能することを見つけた。一方で、ポリコーム遺伝子群であるRae28の心筋特異的高発現またはPcgf5の欠損によっては拡張型心筋症を発症する。従って、心臓発生だけでなく、心筋維持にもポリコーム遺伝子群が重要な役割を果たしている。Geminin-EYFPノックインマウスを作製して、心筋の中にGemininの高い発現を示す細胞を見つけた。これはS/G2/M期にある心筋、あるいは心臓幹細胞の可能性が考えられ興味深い。
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自由記述の分野 |
幹細胞生物学
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