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2014 年度 研究成果報告書

糖ヌクレオチド輸送体による腸管機能制御の分子メカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 25670170
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 病態医化学
研究機関神戸薬科大学

研究代表者

平岡 秀一  神戸薬科大学, 薬学部, 研究員 (20291156)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード糖ヌクレオチド輸送体 / 腸管機能 / ホメオスタシス / コンドロイチン硫酸
研究成果の概要

糖ヌクレオチド輸送体Slc35d1は、コンドロイチン硫酸(CS)、ヘパラン硫酸合成の基質を細胞質から小胞体・ゴルジ体内腔へ輸送する。時期特異的にSlc35d1遺伝子を破壊できるマウス系統(Slc35d1-iKO)を作製、成体マウスで遺伝子破壊を行うと、重度の下痢、著しい体重減少により、実験開始から10日後に死亡した。腸管組織を分析したところ、絨毛形態に軽微な異常が生じる段階でCS含量が30%程度減少し、その後、絨毛が急速に縮退することが判明した。以上の観察から、Slc35d1は腸管ホメオスタシスに必要であり、CS合成の減少が腸管絨毛の機能不全を引き起こす可能性が考えられた。

自由記述の分野

生化学、遺伝学

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公開日: 2016-09-02  

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