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2014 年度 研究成果報告書

生体内不溶物質によるサイズ依存的なIL-1β産生経路の存在

研究課題

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研究課題/領域番号 25670192
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関京都大学

研究代表者

稲葉 カヨ  京都大学, 生命科学研究科, 教授 (00115792)

研究分担者 高原 和彦  京都大学, 大学院生命科学研究科, 講師 (90301233)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード微細粒子 / IL-1β / アミロイド β / 炎症
研究成果の概要

微細粒子/蛋白凝集体はマクロファージ(Mφ)の炎症応答を惹起する。1000 nmと20 nm径のラッテクスビーズ(LxB)は脳Mφ様細胞ミクログリア(MG)のIL-1β産生を誘導したが、100 nm LxBはしなかった。また、アルツハイマー病原因物質であるアミロイドβ(Aβ)凝集体の中で数ナノメーター径のAβオリゴマーはMGのIL-1β産生を誘導したが、繊維状Aβはしなかった。さらに、AβオリゴマーによるMGのIL-1β産生は活性酸素種(ROS)および蛋白分解酵素cathepsin B依存的であった。よって、微細粒子/凝集体のサイズ/形状はMGのIL-1β産生に影響することが示された。

自由記述の分野

免疫生物学

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公開日: 2016-09-02  

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