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2014 年度 研究成果報告書

脳虚血にpH感知性受容体は機能しているか~受容体欠損マウスを用いた解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25670617
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
研究機関群馬大学

研究代表者

岡島 史和  群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (30142748)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードプロトン / 虚血再灌流 / 脳梗塞 / ミクログリア / 神経細胞死 / GPCR / TDAG8 / OGR1
研究成果の概要

虚血部位では酸性化が伴う。しかし、酸性pHに対する神経系細胞の応答とその機構は不明である。本研究では脳の機能制御におけるOGR1ファミリ-受容体の役割を調べた。受容体欠損マウスの中大脳動脈閉塞再灌流による解析、また、ミクログリア、神経細胞のモデル系細胞としてN1E115細胞での酸性pH応答機構を解析した。その結果、TDAG8が脳虚血再灌流後の脳傷害に保護的に機能していること、その作用にミクログリアの関与が示唆された。また、神経細胞ではOGR1がnNOS/cGMP系にかかわっている可能性が示唆された。このように、OGR1受容体ファミリーは脳機能制御に受容な役割を担っている。

自由記述の分野

生理化学

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公開日: 2016-06-03  

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