研究成果の概要 |
抜去歯の歯髄と象牙質からの抽出方法の検討を行い、9.8ng/μlと、5.8 ng/μlのDNAを得ることが出来た。また、MMP9におけるrs17576の遺伝子多型をHigh Resolution Melt解析法分析法を検討し、またその遺伝子多型の頻度について分析を行った。NCBIのデータベースで10004サンプルのデータからrs17576のアリル比率ではA/A, A/G, G/Gの頻度は36.7%、44,6%、18,7%であり、HRMAによる分析でも同様に3群に分類された。自動pHサイクル装置を用いた負荷試験と組み合わせることによって、象牙質劣化を遺伝子多型によって分析する方法が確立された。
|