非侵襲・迅速・低コストのガン検査に向けた超高速自動光顕微鏡を開発した。この顕微鏡は、ヘテロな細胞集団をマイクロ流体デバイス内で細胞ひとつひとつを独自の超高速イメージング技術で撮影し、同時に蛍光測定を行うことで、リアルタイムで高精度に分析・分類する技術である。780 nmの空間分解能と70 Mfpsのフレームレートを達成した。このシステム上で、流速1 m/sで流れる10 umのポリスチレンビーズの統計データを獲得した。この流速はスループットでは10,000 cells/sに相当する。本開発は内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)に吸収され継続中である。
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