研究課題
若手研究(A)
概均質ベクトル空間のゼータ関数を中心として、代数群の表現にはどのようなゼータ関数が伴っているか、それにはどのような整数論的応用があるかを研究した。中心的な成果は密度定理への応用で、3次体の判別式の個数を数える関数については、かなりよい漸近公式を証明できた。また、ゼータ関数の関数等式に現れる指数和について、単純で効果的な計算方法を見いだすことができ、新しい明示公式を多数得た。
整数論