研究課題
若手研究(B)
本研究は、幼児期前半のブロック(積み木)遊びの発達過程を認知的側面および社会的相互作用の側面から明らかにすることを目的とした。図形識別課題における視線分析およびブロック穴入れ課題の検討より、3歳未満児は正確な形の認識をせずにブロックを操作することが示唆された。積み木遊びにおいては、親子遊びの方が一人遊びよりも構成物が複雑になった。親子によるやや高度な遊びが先行し、一人遊びにおける構成力が向上することが示唆された。
発達心理学