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2015 年度 研究成果報告書

高血圧症における生体内鉄代謝機構変化の分子機序解明と治療法への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 25750044
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 食生活学
研究機関九州大学

研究代表者

田島 壮一郎  九州大学, 大学病院, その他 (10579460)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード鉄代謝 / 高血圧症 / angiotensin II / ヘプシジン / 酸化ストレス
研究成果の概要

アンジオテンシンII(Ang II)によって引き起こされる十二指腸における鉄代謝関連蛋白質の発現変化、肝臓におけるヘプシジン産生および生体内鉄量への影響について検討した。Ang II投与により、血清hepcidin-25濃度は低下しており、十二指腸におけるDMT1ならびにFPNの発現は増加を認めた。また、腎臓とマクロファージにおける鉄濃度はAng II投与群において増加を認めた。Ang IIは、ヘプシジンを介した十二指腸鉄輸送体制御に関与し、生体内鉄分布を変化させることで生体内鉄代謝に関与することが明らかとなった。Ang II阻害は、生体内鉄代謝謝異常の是正に有用であると考えられる。

自由記述の分野

臨床薬理学,医療薬学

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公開日: 2017-05-10  

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