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2016 年度 研究成果報告書

心疾患に伴う骨格筋の弱化予防に対する高気圧・高濃度酸素の効果検証と作用機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25750202
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関広島大学

研究代表者

藤田 直人  広島大学, 医歯薬保健学研究院(保), 講師 (90584178)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード筋萎縮 / タンパク分解 / 心不全 / 肺高血圧症 / 遅筋と速筋
研究成果の概要

肺高血圧症及び右心不全における骨格筋の萎縮過程を確認した。右心不全の時期では、遅筋、速筋ともに、ユビキチン・プロテアソーム系とオートファジー・ライソソーム系によるタンパク分解の亢進と筋萎縮が生じた。一方、右心不全に至る前段階である肺高血圧症の時期では、遅筋、速筋ともに筋萎縮は生じなかったが、速筋においてのみ、タンパク分解の亢進が確認された。このタンパク分解の亢進は、病期の進行に伴う動脈血酸素飽和度の低下が出現する前から生じていた。また、動脈血酸素飽和度が低下した時点から高酸素を用いた介入を実施した場合、高酸素の有効性は確認できなかった。

自由記述の分野

リハビリテーション科学

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公開日: 2018-03-22  

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