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2015 年度 研究成果報告書

ねじれ国会における立法活動の分析:強い二院制を採用する議会制民主主義国の比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25780102
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 政治学
研究機関神戸大学 (2014-2015)
早稲田大学 (2013)

研究代表者

矢内 勇生  神戸大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 講師 (50580693)

研究協力者 ティース マイケル  カリフォルニア大学ロサンゼルス校, 政治学部, 准教授
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード政治学 / 比較政治学 / 政治制度論 / 議会研究 / 立法過程 / 二院制 / 日本政治
研究成果の概要

本研究は、憲法が議会の第二院に強い権限を与え、その第二院で与党が過半数を確保できないとき、政権運営にどのような問題が生じるか分析した。その結果、ねじれ国会を(1)どの政党も過半数に満たない場合と(2)最大野党が実質的に過半数を確保している場合に分けることの重要性が明らかになった。どの政党も過半数を取れない場合、ねじれは与党にとって脅威ではない。しかし、最大野党が第二院を支配すると、内閣提出法案の数が減り、内容が野党の望む方向に修正され、法案の成立率が低くなるなど、政権が大きな制約を受けることがわかった。

自由記述の分野

政治学

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公開日: 2017-05-10  

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