研究課題
若手研究(B)
モジュライ空間の量子対称性、特にAGT予想について研究を進めた。またAGT予想のK理論ないし差分類似に関連して、量子トロイダル代数と変形W代数の構造論・表現論を研究した。具体的には変形Virasoro代数のWhittakerベクトルの明示公式、N=1超共形代数の特異ベクトルの明示公式、Zamolodchikov型漸化式を証明した。また量子トロイダル代数に関連して、Ringel-Hall代数のDrinfeldダブルと2周期複体のBridgeland-Hall代数の同値性を示した。
表現論、代数幾何学