研究課題
若手研究(B)
収束群作用に対して幾何学的有限な作用との近さを測る尺度である深度というパラメータを導入して研究した.研究期間中に他の研究者たちによって得られた結果に基づいて,深度が無限である収束群作用を持つ群が存在することが明らかになった.群の不変生成という,非初等的な収束群作用を持つ群が満たさない性質についても研究した.トンプソン群Fを含む,直線の区分的線形同相写像のなすいくつかの群が不変生成であることが明らかになった.
数物系科学