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2015 年度 研究成果報告書

セイヨウナシ枝変わりの赤着色変異機構の解明と育種的利用

研究課題

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研究課題/領域番号 25850016
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 園芸科学
研究機関山形大学

研究代表者

池田 和生  山形大学, 農学部, 准教授 (80555269)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードセイヨウナシ / 果皮色 / アントシアニン
研究成果の概要

セイヨウナシの果実は通常、緑または黄色い果皮を示すが突然変異により赤い果皮を示す品種がいくつか存在する。本研究では、赤く着色する形質が日光を必要とするアントシアニンの蓄積によるものであることが明らかとなった。また、果皮の赤着色には全面着色タイプと陽光面着色タイプの品種が存在するが、アントシアニンの蓄積パターンは着色タイプではなく各品種固有の蓄積メカニズムを示すことが示唆された。このアントシアニン蓄積に関わる遺伝子のゲノム構造を確認したところ各遺伝子の近辺に大きな欠損や挿入等は認められず、1塩基多型等のわずかな変異もしくは非転写領域の変異に起因するものである可能性が高いと考えられた。

自由記述の分野

果樹園芸学

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公開日: 2017-05-10  

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