研究課題
若手研究(B)
レチクリン生産システムに対して、糖転移酵素および硫酸転移酵素を用いることで、レチクリン等のアルカロイドの側鎖修飾を行った。具体的には、human由来の硫酸基転移酵素(SULT1E1)をレチクリン生産株に導入した菌株において、グルコースを原料として3’位に硫酸基が付加したReticuline O-sulfateを生産できた(222 mg/L)。また、ラットおよびマウス由来のグルクロン酸転移酵素(UGT2B1)がレチクリンの水酸基にグルクロン酸を付加することを見いだした。
農学