研究課題
若手研究(B)
本研究は危険ドラッグの中でも乱用が問題視されている覚せい剤類似化合物の構造活性相関の解明に繋がる毒性情報の収集を目的としている。本研究では覚せい剤に含まれる芳香環の2-、3-、4-位にフッ素、メトキシ基が置換した化合物を使用した。各化合物の①細胞毒性、②神経分化毒性、③脳内モノアミン量への影響、そして④脳内プロテオームに及ぼす影響を明らかにした。結果として、覚せい剤類似化合物はそのすべてが覚せい剤と同等もしくはそれ以上の毒性・生理作用を示した。
毒性学