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2014 年度 研究成果報告書

Regnase-1の作用機構から探る自然免疫応答における転写後調節の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25860355
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 免疫学
研究機関京都大学

研究代表者

三野 享史  京都大学, ウイルス研究所, 助教 (60646149)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード自然免疫 / 炎症 / サイトカイン / 転写後調節 / RNA安定性制御 / Regnase-1 / Ribosome / UPF1
研究成果の概要

本研究では,インターロイキン6などのサイトカインmRNA の分解を行うことで過剰な免疫応答を抑制するRNase Regnase-1の作用機構の解明を試みた。Regnase-1はサイトカインなどの分泌蛋白質の翻訳が生じている小胞体に多く存在し,蛋白質合成装置であるリボソームと共局在する事が明らかとなった。そして,Regnase-1はリボソームおよびRNAヘリカーゼUPF1と相互作用し,UPF1依存的に蛋白質翻訳が生じているmRNAを分解すること分かった。この蛋白質翻訳と共役したRegnase-1によるmRNA分解機構は免疫応答において早急な蛋白質翻訳の停止を可能にすると考えられる。

自由記述の分野

分子生物学,免疫学

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公開日: 2016-06-03  

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