研究課題
若手研究(B)
対象者を減量を含む強力な治療介入を行った2型糖尿病患者に絞り、介入前と6か月後の内臓脂肪面積、四肢除脂肪量(筋肉量)を測定して体組成の変化を観察した。68名を対象とした多変量解析では、体重の変化は内臓脂肪面積、四肢除脂肪量と強い正の相関を示した。また、介入前の内臓脂肪面積は他のパラメータによる補正後も筋肉量の変化に対して有意な正の相関を示した。本研究の結果、内臓脂肪蓄積のある2型糖尿病の減量介入では、内臓脂肪優位に減少し、筋肉量は保持される傾向が確認された。
内分泌・代謝内科