研究課題/領域番号 |
25860409
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
楳田 祐三 岡山大学, 大学病院, 助教 (10573735)
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連携研究者 |
藤原 俊義 岡山大学, 医歯薬学総合研究科 消化器外科, 教授 (00304303)
八木 孝仁 岡山大学, 大学病院 肝胆膵外科, 教授 (00304353)
永坂 岳司 岡山大学, 大学病院 消化器外科, 講師 (30452569)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 大腸癌 / 大腸癌肝転移 / 遺伝子解析 |
研究成果の概要 |
我々は、精緻な個別化医療実現のため遺伝子変異情報を大腸癌治療戦略に応用させることを提唱してきた。新たなepigenetic変異として、悪性度の高いBRAF変異癌より17遺伝子座のメチル化を検討したところ、予後不良のNon-MSI+BRAFではO6-メチルグアニンDNAメチルトランスフェラーゼ(MGMT) のメチル化を認めず、予後良好のMSI+BRAFでは高頻度にメチル化を認めた。KRAS変異・野生型を含めた臨床病期Ⅱ/Ⅲ期の大腸癌臨床検体で検討したところ,MGMTメチル化群で明らかな再発率の低下を認めた。MGMTは、大腸癌における新たなPrognostic Biomarkerとなり得る。
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自由記述の分野 |
消化器外科
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