研究課題
若手研究(B)
本邦の指定難病の一つである特発性肺線維症には,急速に進行し短期間で死に至る急性増悪という病態がある.我々は日本人とドイツ人の特発性肺線維症患者群を解析し,急性増悪発症率に明らかな人種差があることを明らかにした.また,急性増悪発症には,TERT,Ang2といった特定の遺伝子多型が関与していることも明らかにした.さらに,GDF-15という発現タンパクが特発性肺線維症の診断・寿命予測に有用であることも証明した.
間質性肺炎急性増悪に伴う急性呼吸不全の病態解明および新規治療法開発