研究課題
若手研究(B)
発作性夜間色素性尿症(PNH)などの骨髄造血不全疾患では、疾患細胞由来iPS 細胞樹立は現時点では難しい。本研究では、PNH疾患細胞からiPS細胞の効率的な樹立方法を検討し、造血系に分化誘導したiPS細胞を用いて病態解明を進めることを目的とした。古典型PNH症例の骨髄・末梢血中のCD55陰性・CD59陰性のPNH血球からセンダイウィルス・エピゾーマルベクターを用いたリプログラミングによるiPS細胞樹立を目指した。
血液内科