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2015 年度 研究成果報告書

骨髄異形成症候群(MDS)におけるIL-2受容体α鎖を標的とした新規治療の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 25860795
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 血液内科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

小野寺 麻加 (近藤麻加)  日本医科大学, 医学部, 助教 (80468769)

連携研究者 田村 秀人  日本医科大学, 医学部, 准教授 (70256949)
石橋 真理子  日本医科大学, 大学院医学研究科, ポストドクター (20599047)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードMDS / CD25 / IL2Rα
研究成果の概要

骨髄異形成症候群(MDS)の一部の症例においてMDS芽球上にIL-2受容体α鎖(IL-2Rα、CD25)の発現を認め、また血漿中可溶性IL-2Rα高値例では予後不良であることが明らかとなった。しかし、CD25陽性MDS芽球は陰性芽球と比較し、細胞周期やアポトーシス、薬剤耐性に差を認めなかった。一方、MDS患者骨髄中に白血病幹様細胞(LSCs)は0.1~6.4%と若干存在しており、一部の症例ではLSCs上にCD25分子が発現し、その発現強度は他の芽球と比較して高かった。これらの結果より、MDS患者において、CD25分子標的薬が腫瘍細胞根絶の治療法となる可能性が示唆された。

自由記述の分野

血液内科

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公開日: 2017-05-10  

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