研究課題
若手研究(B)
亜急性壊死性リンパ節炎(菊池病)は、原因不明の自己炎症性疾患であるが、しばしば悪性リンパ腫などの鑑別が必要となる。これまでののところ臨床症状に加え、格的診断のためにはリンパ節生検を行い、病理学的検討を行うことが唯一診断方法であった。私達は一般採血から得られる末梢血単核球の遺伝子発現プロフィールを解析し、統計解析手法を組みわせることにより診断する方法を確立した。本方法により手術を行うことなく非侵襲的に診断を行うことが可能となった。
血液・免疫