研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、統合失調症患者と気分障害患者、さらに健常者を対象とし、候補遺伝子の多型、広汎な認知機能、パーソナリティを調べることにより、統合失調症と気分障害の連続性・非連続性について検討することを目的とした。一連の研究により、これら2疾患の遺伝的な類似性を示唆する結果が得られた。本研究の結果は、関連する先行研究の知見を発展させ、統合失調症と気分障害の病因解明に資するものであると考えられた。
精神神経科学