研究課題/領域番号 |
25861684
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
高成 啓介 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (80378190)
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研究協力者 |
蛯沢 克己 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (20397459)
八木 俊路朗 鳥取大学, 医学部附属病院, 准教授 (00378192)
鳥山 和宏 名古屋市立大学, 医学部附属病院, 准教授 (40314017)
亀井 譲 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10257678)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 静脈性潰瘍 / 慢性静脈不全症 / 脂肪由来幹細胞 / 炎症制御効果 |
研究成果の概要 |
本研究では脂肪由来幹細胞(ADSC)が局所の炎症を抑えることが可能かにつきラットの静脈潰瘍モデルを用いて研究を行った。今回作成したモデルでは下大静脈、総腸骨静脈、大腿静脈をそれぞれ結紮し、静脈うっ滞をより強くしたところ、CVI群において静脈圧の有意な上昇、潰瘍の治癒遅延を認めた。さらに、ブラジキニンを足底に投与することにより(CVI+BK群)重篤なCVIを作成することに成功した。CVI+BK群では足底の腫脹、疼痛閾値の低下が見られた。また、ラットよりADSCの抽出を行いフローサイトメトリーにて確認を行った。現在ADSCの炎症細胞に対する影響を調査するとともに、潰瘍モデルへの処置を進めている。
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自由記述の分野 |
形成外科
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