Twist1+/-マウスでは6週齢以降に冠状縫合の癒合をみとめ、8週齢で6匹中5匹に両側性の完全閉鎖、1匹に片側の完全閉鎖を認めた。2次元解析によると、野生型では4週齢以降に前後方向と上下方向ともに直線状に成長するのに対し、Twist1+/-では前後方向の成長が止まり上下方向へ急速な成長が認められた。8週齢のマウスにおいて野生型に対してTwist1+/-マウスは前後方向の成長が統計学的優位に短縮し、縦方向には優位に延長していた。 三次元の検討では、Twist1+/-マウスは冠状縫合部の左右の拡大を認めた。眼窩の大きさには左右差はなかった。
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