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2015 年度 研究成果報告書

GLP-1を介する咀嚼の糖尿病予防効果に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25861860
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 補綴・理工系歯学
研究機関北海道医療大学

研究代表者

豊下 祥史  北海道医療大学, 歯学部, 講師 (20399900)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード咀嚼 / GLP-1 / 糖代謝 / 咬合
研究成果の概要

GLP-1はインスリン分泌を促進するホルモンであり、血糖値の調整に関与している。一方、咀嚼は自律神経系に影響を及ぼし、咀嚼によって迷走神経が活性化することが知られている。そこで咀嚼が迷走神経を介し、GLP-1の分泌を上昇させるという仮説を立て研究を行った。
ラットに咀嚼行為をさせると、有意にGLP-1の分泌を高めたが、副交感神経を遮断するとその変化は消失した。また、長期間咀嚼を行ったラットはインスリンを分泌するβ細胞数が多い傾向にあった。よって咀嚼を行うことは迷走神経を介しGLP-1分泌を促進し、そのGLP-1によってβ細胞に保護作用が働いていることが示唆された。

自由記述の分野

歯科補綴学

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公開日: 2017-05-10  

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