臨床現場の看護職との協働により、現任教育で有用性の高いeラーニング教材の開発を行い学習成果を明らかにした。プロジェクトメンバーで「手洗い」「点滴作成」の教材作成をした。メンバーの体験としては≪現場の看護を振り返りながら活用可能な教材を考える≫≪自身が新人時代の困った経験を振り返る≫≪日頃の看護実践を振り返り、確実な方法との照らし合わせを行う≫≪教える側の意識や行動を見直す必要性に気づく≫等だった。 教材は高評価だったが、eラーニングだけで行う限界も明らかになり、ブレンディッドラーニングを基盤にした教育提供や新人看護師の学習スタイルを活かした学習支援システムの構築が重要であることが示唆された。
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