研究課題
若手研究(B)
下顎骨インプラント手術時の口底部出血を回避することを目的に、解剖体を用いてオトガイ下動脈と舌下動脈の走行を調査すると共に、下顎骨に接触する頻度とその直径を歯種別に評価した。また両動脈に造影剤を注入しCT解析を行った。頻度は1番(中切歯)から6番(第一大臼歯)の範囲で血管損傷のリスクがあり、直径として顎舌骨筋上方で下顎骨に近接し走行するオトガイ下動脈本幹の損傷が最も注意を要することが分かった。
口腔外科学