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2014 年度 研究成果報告書

水稲によるカリウム獲得様式を解明するための手法の開発と圃場への適用

研究課題

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研究課題/領域番号 25870340
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 植物栄養学・土壌学
環境農学(含ランドスケープ科学)
研究機関京都大学

研究代表者

森塚 直樹  京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (10554975)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード水田土壌 / カリウム / 根域 / 空間変動 / 固定容量
研究成果の概要

水稲によるカリウム獲得様式を明らかにするための試験を行った結果、以下の知見を得た。
1)植栽区と無植栽区を設置したプロットスケールでの試験では、水稲によるカリウム吸収に伴って、土壌中の交換態カリウムは穂揃い期まで減少し、その後は増加に転じた。2)より大きな圃場スケールでは交換態画分と熱硝酸可溶性非交換態画分は弱い対応関係しか示さず、前者は有機物含量、後者は粘土含量によって制御されていた。3)室内での栽培あるいは培養試験から採取した試料をカリウム飽和後に酢安と塩酸で連続抽出することによって評価されたカリウム固定容量は、土壌固有の安定な特性値ではなく、生物活動や水田湛水管理の影響を受けて変化した。

自由記述の分野

土壌肥料学

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公開日: 2016-06-03  

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