in vitro、およびin vivoにおいてオートファジーを誘導するために、細胞が取り込み可能なナノ粒子(Rapa-Gltn NS)を作製した。作製した粒子のサイズを測定したところ、粒径は100-400 nmであった。また、Rapa-Gltn NSは細胞に取り込まれ、1週間にわたって細胞内に残存することが観察された。取り込まれたナノ粒子は、リソソーム内に局在していた。Rapa-Gltn NSを取り込んだ細胞では、異常タンパク質の蓄積が抑制されていた。さらに、Rapa-Gltn NSの投与によって、1週間にわたってオートファジーが誘導されることがわかった。
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