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2015 年度 研究成果報告書

ヒストンメチル基置換酵素SETD8を標的とした肝細胞癌の新規分子標的治療薬の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25870638
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
人類遺伝学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

速水 晋也  和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (00468290)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード肝細胞癌 / メチル化 / SETD8
研究成果の概要

当研究室が有している110例の肝細胞癌サンプル(手術標本)を用い、免疫組織学的検討を行ってタンパクレベルでのSETD8の発現を検討した。
SETD8陽性群は陰性群と比較して、1年全生存率・1年無再発生存率においてもSETD8陽性群で不良である傾向が見られた(P=0.039)。このことよりSETD8が陽性である肝細胞癌では、早期再発をきたし、さらに予後に関与していることが判明した。その理由として、肝細胞癌の分化度に関わっていることが考えられ、SETD8陽性群では陰性群と比較して、低分化であることが判明し(P<0.01)、関連が示唆される。

自由記述の分野

肝臓外科学

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公開日: 2017-05-10  

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