研究課題
若手研究(B)
本研究では,高精細な色情報を必要とする遠隔診断や地球観測などへの応用を目指し,多原色画像(マルチスペクトル画像)をより高速に扱えるシステムの開発を行っている.本事業では,病理診断補助への応用を想定し,撮影カメラに搭載するカラーフィルタの設計手法,撮影データの圧縮手法,および撮影データの色復元技術を新規に開発した.その結果,これまで普及している3原色画像システムと同程度のデータ量で,16原色画像を撮影・圧縮・復元し,病理診断補助に応用できる可能性を示した.
画像符号化