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2014 年度 研究成果報告書

バイオ人工膵島移植の課題:最適な移植部位の検討および移植早期炎症反応の制御

研究課題

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研究課題/領域番号 25871001
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科学一般
消化器外科学
研究機関福岡大学

研究代表者

伊東 威  福岡大学, 医学部, 助教 (70634400)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード膵島移植 / バイオ人工膵島 / 異種移植
研究成果の概要

カプセル化ブタ膵島は主に糖尿病レシピエントの腹腔内に移植されているが、移植後、炎症反応により繊維化が起こり機能不全に陥る。今回、我々はブタ膵島をカプセル化し移植後の炎症反応を解析した。カプセル化ブタ膵島を障害するとHMGB1が放出された。カプセル化ブタ膵島をマウス腹腔内に移植すると、移植後3日をピークに腹腔内にTNF-α、IL-6、IFN-γ陽性マクロファージ、好中球、樹状細胞が集積した。また、マウス同種同系膵島移植でNF-κB阻害剤や、抗IL-6レセプター抗体を投与により移植後の炎症反応を制御する方法を開発した。今後、炎症反応を制御しカプセル化膵島移植の血糖改善効果を検討する。

自由記述の分野

移植外科学

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公開日: 2016-06-03  

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