研究課題
若手研究(B)
重症アレルギー性角結膜炎は結膜の強い炎症や線維化を主体とする難治性の疾患であるが、その機序は不明である。申請者はこれまでに、IFN-γが結膜線維芽細胞のエピジェネティック変化を引き起こし、CCL11の過剰な発現亢進に繋がる機序の存在を明らかにしている。本研究では、重症アレルギー性眼疾患患者由来の線維芽細胞の表現型の変化の全容を明らかにし、エピジェネティクスが関与しているかどうかを確認した。さらに炎症局所でのエピジェネティクスを制御する可能性のある因子を同定することを試みた。
アレルギー